九州地区の強豪で15歳以下の全国大会にも出場する女子サッカーチーム「CASA OKINAWA ale」の練習に、初めて(夜と朝の2回)参加してみた。
練習会場はフットサルティーダン沖縄で、小学生から高校生までが約20名が集合。
練習では、パス交換を徹底的に繰り返し。
チームの監督は、元ビーチサッカー日本代表でシニアサッカー選手として活躍中の塩川健勇さん。塩川さんは選手達に向かって何度も「認知と判断!」と大きな声で指示を出していたんだよね。
サッカー選手に必要とされる能力は、技術と体力はもちろんのこと、自ら瞬時に状況を把握してプレーするための決断であると、サッカー経験者の僕はそう思っている。塩川さんは試合で役に立つプレーを選手達に身につけさせているようだったな。
動きながら相手から離れてボールを受けたり、相手と競り合いながらボールをトラップをしてから味方にパスを出す選手達。
塩川さんはパスとトラップを成功させた選手を褒め、上手くできなかった選手に対しては改善できるように優しい口調で伝えていた。素晴らしい分析術とコミュニケーション術!
真剣な眼差しでプレーする選手達とパス交換をしている内に、「サッカーって、本当に最高だな!」と、ジワーッと感極まってしまった。
選手1人1人から感じたのは、「個」の強さ。感情をむき出しにしながらプレーをしていたんだよね。上手な子も、上手になろうとしている子も、自分が理想とするプレーができるよう、必死に練習に励んでいた。
1プレー1プレーに強烈なメッセージがついていて、成功すれば超喜ぶし、失敗すれば大きな溜息を吐く。ピッチ上は、まるで青春ドラマ最終回のラストシーンのようだった(笑)。
塩川さんは「個性が強いと、県外の人達からよく言われます。全国トップクラスのチームと比べると戦術面で劣るので、まずは個を強くしなければならないですからね」と、個人個人の強みを伸ばす指導を心がけているとのこと。
大人になってから、今回のような練習に参加するのは久しぶりだったこともあり、新鮮で純粋に楽しかった。練習中に「なるほど!こうやれば良いんだな!」と思えることが多く、「自分でも、まだまだ上手くなれる!」ことを実感。
練習後に皆さんから「ありがとうございました!」と言われると、「こちらこそ、本当にありがとう」という気持ちが強くなって「ありがとうございました!」と応えました。
このような想いから感じた「ありがとう」は、初めてかもしれない。
サッカーをやってきて良かった!最高だな!
沖縄の選手達から感じる、明るい未来と希望。
楽しみだ!
夜の練習後に、個サルにも参加して筋肉痛が半端なかった。。笑
text by saku