沖縄では、冬至のあとに昇る太陽を「若太陽(わかてぃだ)」と呼び、お正月と同じようにおめでたいものとして迎えてきた。この琉球王朝時代からの風習に着目した2泊3日の滞在プラン「吉祥若太陽(わかてぃだ)滞在」を、読谷村の星のや沖縄が2026年12月11日から提供する。
舞台は、沖縄の方言で「太陽」を意味する特別室「ティーダ」。テラスや客室で、福運を願う音楽・食・工芸の体験を過ごす。
琉球古典音楽とともに味わう「特別朝食」
朝食は、ティーダのテラスで琉球古典音楽を鑑賞しながらいただく。演奏は安富祖流師範によるもので、曲目はお祝いの始まりに使われる代表曲「かぎやで風節」だ。

料理には、冬至の時期に欠かせない田芋の炊き込みご飯「とぅんじーじゅーしー」が並ぶ。親芋を囲んで子芋が育つ田芋は、子孫繁栄を象徴する祝いの席の主役。長寿と繁栄を願う豚肉、喜びが広がるとされる昆布(クーブ)など、縁起が良いとされてきた食材も取り入れる。
月桃の香りに包まれる「三時茶」
午後は、沖縄の暮らしに根づく「三時茶(さんじちゃー)」の時間。三時茶とは、午後に休憩しながらお菓子を囲んで語らう文化のことだ。ここでは、月桃の葉で包んで蒸し上げた餅「ムーチー」を味わう。

月桃は、清涼な香りが邪気を払う植物として大切にされてきた。ティーダでは、香りを楽しむ月桃茶や、気分を整える月桃ミストも用意される。
「若太陽」の光と紅型絵手紙
ティーダのテラスでは、若太陽の光を1日を通して楽しめる。あわせて、紅型にも使われる吉祥紋を染色で描く「想いを紡ぐ紅型絵手紙」では、梅や松など縁起の良い絵柄に色をのせ、大切な人へのメッセージや一年の抱負をしたためる。

「吉祥若太陽滞在」概要
- 期間:2026年12月11日(金)〜2027年2月28日(日)チェックイン、2泊3日のプログラム
- 料金:1組2名 250,000円(税・サービス料込)、1名追加ごとに90,000円(最大4名)。宿泊料は別。ティーダ宿泊者限定
- 内容:琉球古典音楽のプライベート鑑賞(1回)、食事(朝食2回・夕食2回・昼食1回)、客室でのプライベートアクティビティ「朝の調律深呼吸」「夜の鍛錬深呼吸」、「吉祥紋庭めぐり」のプライベート開催、紅型絵手紙、月桃の三時茶
- 予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa/)で14日前まで受け付け
- 場所:星のや沖縄(沖縄県中頭郡読谷村儀間474)。那覇空港から車で約1時間
dot ポイント
- 星のや沖縄は那覇空港から車で約1時間。空港リムジンバス(有料)もある
- 料金は宿泊料とは別。ティーダの宿泊代と合わせた総額は、予約前に公式サイトで確認したい
- 同じ読谷村の星のや沖縄では、泡盛を深掘りする「泡盛ディスカバリー」も同じ12月11日から始まる




